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[映画019]トゥルー・グリット [映画]

映画019]トゥルー・グリット
★★☆☆☆
映画「トゥルー・グリット」DVD
公式サイト
http://www.truegrit.jp/
2010年/アメリカ/110分
監督:ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン
製作:スコット・ルーディン/イーサン・コーエン/ジョエル・コーエン
原作:チャールズ・ポーティス
脚本:ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン
編集:ロデリック・ジェインズ(ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン)

ジェフ・ブリッジス(コグバーン)
マット・デイモン(ラビーフ)
ジョシュ・ブローリン(チェイニー)
バリーペッパー(ネッド)
ヘイリー・スタインフェルド(マティ・ロス)
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雇い人のチェイニーに卑怯なやり口で父親を殺された14歳の少女マティ。
法の及ばないインディアン居留地へ逃げ込んだチェイニーに
なんとしても父殺しの裁きを受けさせる為、
自堕落だが評判の腕を持つベテランの保安官のコグバーンを雇う。
同じく別の事件でチェイニーを追うテキサスレンジャーのラビーフも加わり、
少女と二人の男の犯人追跡の旅が始まる。
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これ、地味にコーエン兄弟の最高傑作じゃないすか?

コーエン兄弟の映画って、言ってることは好きで共感できるんだけど、オフビートな感じがちょっと好みに合わないっていうか、なんつうか、だからそれなりに観てはみるんだけど、どうもしっくりこない感じだった。

スピルバーグが製作総指揮に加わってるからかしら?その熱さとウェット感が適度な感じにプラスされて、すごくわかりやすくなってる感じ。まとまりがあるっていうのかなぁ。「ノーカントリー」でアカデミー賞とったものの、やっぱり一部のものだった感じが否めないコーエン兄弟の映画が一挙に大衆化…とまでは行かなかったみたいだけど、少なくとも裾野は広がったんじゃないか。

とはいえ、相変わらず根底に流れるテーマには執拗にこだわっているようで。
この人の映画ではいつも、思い通りにならない人生や、それを思い通りになると信じる人々の滑稽さなんかが描かれているけども、今回も主人公の少女にそれが強烈に投影されてました。

14歳にして一家の仕切り屋、老練な商売人相手にも互角以上の取引をやってのけてしまう怖いもの知らずの少女。正義の裁きを断固として求めるのだけど、なかなか思い通りにはいかない。たくさんの代償を支払うはめになるんだなあ。

「クレイジーハート」に引き続き、この手の役をやらせたら今ピカ一のジェフ・ブリッジス、主役の女の子ももちろんすごいけど、マット・デイモンとジェフ・ブリッジスの役がハマった。この二人の立ち位置って、これまでのコーエン兄弟の映画でもおなじみのヤツだと思うんだけど、やっぱ華のある俳優さんがやると違うもんだ。マット・デイモンはこういう役が似合う。もっとやって欲しいな(こんな役で主役はないだろうけど…笑)。
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